テニプリ話その１６。

久々にテニスネタ。
ちょっと思いついた財前君の小話。

別にテニクエのネタが浮かばなかったとかそんなんじゃないんだからねっ！

またココの子の派遣です。
財前→日色さん風味。
日色さんは卒業後、
東京へ引っ越しが決まってます。ベタ。
通う学校はともかく、細かい設定はココの感じで。

財前君との卒業式での話。

最後まで賑やかな学校じゃったな・・・。
でも、まぁ、これも最後と思うと寂しくなる、様な気がする、と思う、多分。
・・・まぁいいか。

「日色」
「・・・財前君」

・・・制服が可哀想なことになっとる。
財前君相手にとか・・・四天宝寺の女子は逞しいな・・・。
・・・そういえば白石先輩もエライ事になっとったわ・・・。
忍足先輩はどうでもいい。

「もう帰るんか？」
「うん、もう挨拶すんだし」
「そうか」

後輩の子らに大分泣かれてしもうたな。
・・・そんなに慕われるようなことした覚えはないんじゃけど。
後輩指導とかは部長とかにまかせっきりじゃったし・・・。
・・・・部長たちには迷惑かけたな・・・。

「財前君は？」
「オレもすんでる・・・金太郎がちょぉしつこかったけど・・・大丈夫なんかあいつ」
「・・・大丈夫じゃろ、遠山君も１年前よりは大人になっとる、と、思う」
「・・・まぁ、せやな」

白石先輩が卒業してからは我儘もちょっと自重しとったし。
でも目ぇ離すと何するか分からん所は変わっとらん。
頑張れ同級生。

「・・・もうテニスせぇへんのか？」
「いや、まったくやらん、って事はないけど、まぁ、部活は無理」
「・・・そうか」
「うん」
「・・・行くん、東京やったか」
「え？・・・あぁ、うん」

今日の財前君はえらい喋るな・・・。

「・・・明日にはもう居らんのか」
「まぁそうなる・・・っ」



・・・・・・・・・何でうちは今財前君とちゅうしとるんじゃろうか。



「・・・・・何すんだこのやろー」
「・・・もう会えんなら最後にちゅうくらいさせろや」
「・・・くらいて・・・」

どんな理屈だ。

「・・・意味が分からん」
「分かるやろ、ってか分かれや」
「なんで逆ギレ・・・？ウチがキレられる要素がどこにあったん」
「・・・どんっだけ鈍いねん・・・！もっかいすんぞ、舌入れんぞコラ」
「ちょっ、顎掴むな・・・！首痛っ！」



「オサムちゃーん、ワイ、いつまで目隠しされとかなアカンのー？」
「あ？あー・・・もうちょいやな、うん」
「えー・・・ワイ、腹減ったー・・・白石達も待ってるんとちがうん？」
「せやなぁ・・・・」
---------------------------------------------------
なにこれ恥ずかしい。
財前君のキャラってこんなんでいいの？絶対違うだろ。
・・・まぁいいか。

最後のあれはテニス部ＯＢがなんか卒業祝いでもしてくれる感じです。
日色さんも引っ越すのでお別れ会ついでに。

よく見たら名前呼ばれてんの最初の一回だけだわ・・・。